困った時の質問は、
2010年04月13日
『この先、強風のため運行を見合わせております。再開の目処は分りしだい、お知らせします。』
急に止まった列車に流れたアナウンス。
「と言う事は、いつ運行再開か分からないということか、、、」
東京からの帰りのJRが糸魚川駅付近で強風のため、富山まであと30分ちょっとで到着という所で、運行を停止。
30分待って、
『ただ今入った情報では、この先で風速30m以上の風が断続的に吹いているようです。風がやむのを待って運行します。』
1時間後にも、同じアナウンス。
さて、こんな時コーチはどうするか?
自分にどんな質問をしようかと考える。
困った時にありがちなのは、
「どうして!?」
これは、誰かの責任追及になりがちなので、使いません。
JRのせいにしても、自然のせいにしても、自分でコントロールできないものに焦点を当ててしまうと、自分の感情のコントロールを失って、焦点を当てた対象に振り回されることになってしまいます。
次に、よくあるのが、
「どうしよう?」
以前の私がよく使っていた質問です。
が、これも今は使いません。
この質問の前提は、”現状は問題だ”という前提からスタートするからです。問題と捉えて解決策を考えることは、悪いことではないのですが、往々にして視野が狭まっていることが多いです。
では、私がこの状況で使ったのは、
「この状況で、良い事は何だろう?」
「これを、何かのネタに使えないかな?」
という質問です。
リソースを探す
これを最初に行っています。
すると、
・まとまった時間ができた。
・ブログのネタにしよう。
というリソースがみつかり、
それから、
「そのリソースをどう使おうか?」
と考えると、自分の出来ることが自然に出てきます。
リソース探しの質問は、私の文例にとらわれることなく、いろいろ試して、みなさんそれぞれの自分が使いやすいものをストックしていくといいでしょう。
さて、結局運転再開したのは、4時間以上経過してから。
4時間35分遅れで、日付が変わってから富山駅に到着。
腰が痛くなりましたが、無事に帰宅できたので、結果オーライとします。