行動記録をとっていますか
2010年07月10日
コーチングは、相手の自発的行動を促すスキル。
その成果は、相手が行動したかどうかで測られる。
と、考えています。
ですので、行動を記録することは大切なこと。
もちろんコーチである私も自分にコーチをつけて、行動に毎日取り組んでいます。
そして、毎日の行動記録をつけています。
私の記録の1つとしてやっていることは、
毎日の活動時間を9種類にわけて記録して、エクセルで集計しています。
1日単位では分からなくても、1週間の時間利用率をずっと記録してグラフ化していると、見えてくるものがあります。
たとえば、
売上に直結する活動に追われて、マーケティングがおそろかな時期が続くと、だいたい3ヶ月後に売上が落ちる。
なんとなく疲労感があるときは、作業がペースダウンして空白時間が多い。そんな時は、小さな作業時間を意図的に増やすと、ペースが回復する。
などが分かってきました。
感覚や記憶では、つい自分に都合よく解釈してしまいがち。
でも、客観的な記録にしておけば、冷静に事実に向き合い、そこからヒントが見えてきます。
私のやっている方法は、自分にあったものを試行錯誤したなかで形になってきたもの。
いまの方法までに何度も作り変えています。
そして、今は上記の方法にプラスして、また違った記録も試し始めました。
どんな形でもいいから記録を始める。
自分に合った方法をさがすよりは、まずはどんな形でも始めてみる。
やりながら、合った形に変えていく。
それでいいのではないでしょうか。
続けていると、記録から浮かび上がってくるものが見えてくるでしょう。