犯人探しよりも【毎日更新2,686日目】
2018年05月27日
ビジネスコーチの中村です。
「問題」が発生すると
「誰がやったんだ」と犯人探しを
することが多くありませんか?
誰か個人の責任にして、
それで「あいつが悪い」と
決めつけてしまう。
それで問題は解決するでしょうか?
再発防止になるのでしょうか?
どうも近頃、そうした風潮が
強くなっているように思えます。
社会的な事件や問題に限らず、
会社などの組織や仲間同士での
活動でも、なんらかの問題が発生
することはあるでしょう。
そんなときに、すぐに犯人探しを
してしまうと根本原因を分析して
再発防止策を立てることができ
ません。
「誰がやったんだ」
の前に
「何があったのか」
をきちんと時系列で
確認しましょう。
そして、そのなかで人の行動も
「なぜ、その行動をせざるを
得なかったのか」と考えます。
そして、「他の人ならばそうは
ならなかったのだろうか?」
とも考えます。
人を責めて責任追及するのでなく、
組織の仕組みや風土を分析します。
誰かの不注意が原因ならば、
不注意になるような環境やしくみ
になっていなかったのか?
たとえ不注意でも、問題になる
まえに気づかせるしくみを構築
できなかったのか?
そうしたことを考えます。
犯人探しをするだけでは、
根本解決はしていないので
時間がたつと別の人が同じ
問題を起こします。
また、犯人にされたくないので
問題を隠蔽する風土ができあがって
いきます。
感情的に犯人探しをするよりも、
冷静に状況分析をしたほうが
いいですよ。
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