余白の大切さ:教えるときの穏やかなアプローチ【毎日更新4,810日目】

講師として人に教える立場になることが
あります。

この時に、ちょっと気をつけていること
があります。

それは、解説しすぎないということです。

特に丁寧なテキストなどがある時には、
その行間をいきなり解説することはでき
るだけしません。

まずは、読んでもらってそれをどう受け
止めてどう解釈し理解されたかを確かめ
ます。

その上で、その時にその人に必要と思っ
た補足解説だけをするようにしたいから
です。

まずは、受講された方に自分の頭で自分
の言葉で解釈してもらうための時間と余
白を作りたいのです。

この余白を作らずに、行間までどんどん
解説してしまうと、ずっと受け身のまま
で主体的に考える時間が持てません。

そうして受け身で受け取った大量の情報
は、たいていは消化しきれず一晩経つと
だいぶ記憶から流れ去っていると思いま
す。

ですが、自分で考えて解釈したものはずっ
と残ります。

講師として教える目的は、相手にとって
役立つものがその人の中に残ること。

たくさん解説してたくさんしゃべれば、
教える側には充実感があるかもしれませ
んが、相手に何が残るかが大事ですよね。

教えること自体が目的にならないように
気をつけたいと思っています。

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プロフィール

中村 慎一

  • ビジネスコーチ
  • オフィスエンカレッジ代表
  • 銀座コーチングスクール富山校代表

富山県魚津市出身
新潟大学法学部中退後、2度の転職で 土木コンサルティングの会社へ。2年で取締役就任。2006年コーチングサービスを専門に提供するオフィスエンカレッジを設立して独立。
日本海側でのコーチング普及を目指して日本コーチ協会日本海チャプターの設立に携わり、 チャプター代表を務めるなど、富山でゼロからコーチング市場を開拓してきた。
起業家、経営者・管理職へのエグゼクティブコーチング、企業等でのコーチング研修など、経営戦略とコーチングを合わせたビジネスのサポートを中心に活動している。2012年4月からは、地方銀行の経営相談員としても活躍、社長が元気で前向きになるとの好評を得ている。
毎日更新のブログは連続1,000日を達成して継続中。

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