「誰が」と「何を」【毎日更新2,637日目】
2018年04月08日
ビジネスコーチの中村です。
問題提起や改善案が出された時
すぐに「誰が言ったんだ?」
と言う上司やリーダーがいます。
これはものすごく残念で、
管理職として大問題だと
私は考えています。
というのは、まずはそうした発言が、
問題の報告や改善案の提案を言えなく
してしまうからです。
それに、そんなことをいうということは、
何を言っているかに意識が向いていません。
誰が言ったかで先入観を持ってから
言った内容を考えます。
客観的に何を言っているかを受け止め
なくなっています。
そうして大きな問題の兆候を見逃したり、
効果的な改善案をスルーしてしまいます。
さらには、部下や周囲の信頼も失って
います。
けっこうありますよね。
いろんな会社の会議、経営者団体の
会議に参加していてしょっちゅう
耳にします。
問題提起や改善提案をされたら
誰が言ったかを気にせずに、まずは
何を言っているかを冷静に受け止め
たいものです。
と、ここまでは受けとめる側の
視点からの話。
逆に自分が言う側となったときには
「誰が言っているんだ?」
という人がいても、
「◯◯さんです」
との答えに
「◯◯が言ったのならそうなんだろう」
と言われるようになりたいですね。
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