「やったことありません」【毎日更新2,336日目】
2017年06月10日
ビジネスコーチの中村です。
あなたは、経験のないような仕事を
頼まれるときに「経験ありますか？」
と質問されたらどう答えますか？
当然ながら「やったことありません」
と答えますよね。
では、そのときどんな表情で答えて
いるでしょうか？
昨日、こんな嬉しいことがありました。
前例のないことをやろうとしている
社長のコーチングをさせていただき
ました。
いろんな方面の協力が欠かせない
壮大なプランなので、思いを伝える
企画書を作るためです。
ヒアリングをしながらアイディアの
骨格を組み立てて、どんな戦略で
プレゼンしていくかを整理して
いました。
その場に、最終的に企画書を作成して
もらう若い職員さんも同席してもらい、
社長の話と私のまとめていくプロセス
を見ていてもらいました。
一通りのコーチングが終わって
企画書の組み立て骨子もできた
ときに、私がその職員さんに
冒頭の質問をしたのです。
「こんな企画書をこれまで
作ったことありますか？」と。
すると、
「やったことありません」と、
目をキラキラと輝かせて笑顔で
答えてくれたのです。
まるで純真な子供の瞳のようでした。
その方はコーチング中も物凄い勢いで
社長と私の話をメモしていました。
途中「質問ありますか？」と
促すと、積極的に質問もして
くれていました。
やったことないことに取り組む
ことを楽しんでいることが
その表情からも姿勢からも
伝わってきました。
こうした若い人に出会うと、
本当に私のほうが元気を
いただけます。
本当に嬉しいです。
誰しも仕事をしていくなかで、
やったことないことに
新たに取り組まなければならない
ことは必ずあります。
というか、そうしないと成長は
ないですよね。
その時に、不安や嫌々ながらに
取り組むのか、それとも期待して
ワクワク取り組むのかで結果は
自ずと違ってくるはずです。
考えてみれば、小さな子どもたちは
やったことないことにチャンレンジ
するのを楽しんでいますよね。
私たちはもともとそっちのほうが
自然だったはずです。
やったことのない新しいチャレンジを
するとき、子供心を思い出してみませんか？
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