講師のやりがい
2009年08月11日
2日連続で、小中学校の先生たちを対象に、コーチング研修を実施しました。
昨日は氷見市教育研究所、今日は射水市教育センター主催での開催です。
先生たちは、夏休みに入ってこの時期は「研修漬け」のようで、毎日のように何かの研修に参加しているそうです。
昨日今日は、そうした研修続きのなかでお盆の一休み直前のようで、始まる前の先生方の表情は、少しお疲れ気味かなと感じました。
それでも、研修が始まってペアワークが進むにつれて、みなさん明るい表情に変わっていくのを見ていると、講師として嬉しいものです。
そうした参加者の変化を直接その場で見ていることも、もちろん講師の「やりがい」の1つですが、最高の喜びは、研修参加者が、行動変容を起こして成果を得たことを後日知ったときです。
そんなことが昨日ありました。
氷見市での研修に事務所へ伺ったときに、
『中村先生こんにちは、お久しぶりです。』
と挨拶されました。
あれっと思って顔を見ると、数年前に再就職訓練のコースでコミュニケーション関係の講座を担当した時の受講生でした。外国人英語講師のサポート役として採用されていたのでした。
『授業でやったことが、面接で役立ちました。』
と言ってくれたときには、じわっと内側から喜びが込み上げてきました。
教育とは木を植えるようなもの、との言葉を聞いたことがあります。
研修の目的は、その研修時間を意義あるものにするのはもちろんですが、
本来目的はその後の「受講者の成長が継続すること」だと思います。
1人でも、そうした結果を見ることができると、正直ホッとするし、やって良かったと心から思えてきます。それが次へのエネルギーになります。
お盆明けには、目標達成のセルフコーチングを体験してもらうセミナーをやります。
『あなたが、あなたのコーチになれる!参加型 目標設定&目標達成コーチングセミナー』
何年か後に、「あの時の目標が実現しました!」という再会を目指して講師を楽しみます。