名刺交換で自分の話ができなかったら【毎日更新2,331日目】

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ビジネスコーチの中村です。
 
しばらく地方でのビジネスのやりかた、
特に信頼を得る接近戦での方法を話して
います。
 
 
この切り口はどうもみなさん関心あるようで
反応が多いので、もうすこし続けてみます。
 
 
昨日は、名刺交換では自己PRを
しないと話しました。
 
 
相手から質問されるまで自分のことは
話さずに、相手に関心を向けて聴いて
いくのです。
 
 
こうしたことを言うとこんな質問を
いただくことが良くあります。
 
 
「でも、相手の話を聴くだけで、
最後までこちらに質問してくれ
なかったらどうするのですか?」
 
 
確かに、そんなケースもあります。
 
こちらが丁寧に聴いて時々関心持って
質問していると、気持ちよく延々と
語って満足したら、「では、またよろしく」
と去っていく人がいます。
 
 
そうすると、自分が何者なのかを
全く話すこともできないので覚えて
もらうことができません。
 
 
でも、それでいいのです。
 
 
なぜなら、
それは『その時にその人とは
ご縁がなかった』だけだから。
 
 
そう思って次の人と話しをします。
 
 

名刺交換した人全員と100%覚えて
もらおうと考える必要ありません。
 
 
地方では地道に長く活動していれば、
また出会う機会があります。
 
 
その時に「ああ、あの時の」と
思い出してくれるなら、それで
構いません。
 
 
そして、その時に相手が質問してきたら
自分の仕事や特徴を答えればいいのです。
 
 
もしかしたら、それが2回目の出会いでは
なく、もっと先かもしれません。
 
 
それも気にしません。
 
 
全員を振り向かせようとするよりも、
自分に関心持って質問してくれる人
だけにエネルギーを使います。
 
 
そうして、少人数の方と濃い関係性を
しっかりと構築していくほうが地方では
効果的です。
 
 
それがなぜ効果的なのかは
この記事が長くなってきたので
また明日にでも。
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プロフィール

中村 慎一

  • ビジネスコーチ
  • オフィスエンカレッジ代表
  • 銀座コーチングスクール富山校代表

富山県魚津市出身
新潟大学法学部中退後、2度の転職で 土木コンサルティングの会社へ。2年で取締役就任。2006年コーチングサービスを専門に提供するオフィスエンカレッジを設立して独立。
日本海側でのコーチング普及を目指して日本コーチ協会日本海チャプターの設立に携わり、 チャプター代表を務めるなど、富山でゼロからコーチング市場を開拓してきた。
起業家、経営者・管理職へのエグゼクティブコーチング、企業等でのコーチング研修など、経営戦略とコーチングを合わせたビジネスのサポートを中心に活動している。2012年4月からは、地方銀行の経営相談員としても活躍、社長が元気で前向きになるとの好評を得ている。
毎日更新のブログは連続1,000日を達成して継続中。

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