自分の「言葉」を持っていますか

私が勝手に「メンター」だと思って師事している経営者がいらっしゃいます。

先日、その方が中学2年生100名ほどの前で講演されたそうです。
ご自身のこれまでのキャリアと、人生で大切に思っていること。そして中学生として知っておいて欲しいことを語ってきたそうです。

後日、その中学から生徒の感想文を送ってきたそうです。
読ませていただき驚きました。
中学生の感想文の中で心に残った言葉として、もっとも数多く挙げられていたのが、
「陰徳」
でした。

その経営者は、まさに陰徳を大切に人生を歩んでこられた方だと私は感じています。
そうしたご自身の人生を表現する言葉だからこそ、しっかりと中学生に伝わったのではないでしょうか。

理論や理屈でなく、実践してきて今も実践されている。
そうした「自分の言葉」だからこそ、初めて聴く中学生にもその言葉の持つ背景が短時間に感じ取れるのでしょう。

40代、50代の経営者や教師でも「陰徳」という言葉を知らない人が増えているようです。明治期までは、官僚や教育者という人は必ずこうした東洋哲学の人間学を学んでいたそうです。そうした学びと実践のなかで、自らに拠り所とする思想・言葉をしっかりと打ち立てていたのでしょう。

私も、自分を表す言葉として、実践に挑戦し続けている言葉がありますが、いまだ未熟で恥ずかしくて公表することができません。
まだまだ日々の行動を磨きあげて、説明なくとも伝わるようになるまで続けていきます。

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プロフィール

中村 慎一

  • ビジネスコーチ
  • オフィスエンカレッジ代表
  • 銀座コーチングスクール富山校代表

富山県魚津市出身
新潟大学法学部中退後、2度の転職で 土木コンサルティングの会社へ。2年で取締役就任。2006年コーチングサービスを専門に提供するオフィスエンカレッジを設立して独立。
日本海側でのコーチング普及を目指して日本コーチ協会日本海チャプターの設立に携わり、 チャプター代表を務めるなど、富山でゼロからコーチング市場を開拓してきた。
起業家、経営者・管理職へのエグゼクティブコーチング、企業等でのコーチング研修など、経営戦略とコーチングを合わせたビジネスのサポートを中心に活動している。2012年4月からは、地方銀行の経営相談員としても活躍、社長が元気で前向きになるとの好評を得ている。
毎日更新のブログは連続1,000日を達成して継続中。

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