発展する組織にするには【毎日更新2,675日目】
2018年05月16日
ビジネスコーチの中村です。
これまでいくつもの組織に
所属してきました。
ほとんどの組織で、役職者や
時には代表者として運営の中枢
にも携わってきました。
こうした経験から、組織が
発展するには、役職者の人選が
とても大切だと思っています。
たいていの組織はトップが
ナンバー2以下の主要人事を
決めていきます。
このとき、トップがどんな選び方を
するかで、その後に発展するかどうか
がだいたい分かりますね。
残念なケースはこれ。
『友達人事』『仲良し人事』
と言われるパターンです。
トップが自分と気の合う仲間、
または自分の言うことを聞く
イエスマンばかりを選ぶものです。
こうなってしまうと、トップの言う
ことがそのまま通る組織となり、
多様な視点から多面的に物事を
見たり思考したりできなくなります。
こうした組織でよく耳にするのが、
「一致団結しよう」
「みんな一丸となって」
「心を合わせて」
という言葉です。
これらは大切なことです。
ですが、ことさらにそれを口に
しなければならないということが
トップに自信がない表れですね。
だから、自分と違う意見の人間を
排除します。
さらに自分以上の力がある人間を
使いこなせないので選びません。
結果的に仲良しクラブ化して
馴れ合いになっていきます。
いい意味での発展的討論をする
ことがなくなります。
逆に発展する組織ではトップが
主要メンバーに、自分とは異質な
タイプの人間を人選します。
好き嫌いではなく、
『能力』『志の高さ』または、
『その人の成長を願って』
選んでいます。
あえて反対意見を持っている
人間を入れたりもします。
こうすることで、緊張感もって
課題に向き合い、切磋琢磨しな
がら向上していくことができます。
会議では多様な意見を言うことを
歓迎します。
意見の対立を恐れません。
正面から受け止め向き合うことで
互いによりよい意見を模索して
いけます。
そして意見は対立しても、
人間として対立はしません。
それを切り分けることが
できます。
多様性を認めあって本気で議論
するプロセスから、
結果的に
「一致団結して」
「みんな一丸となって」
「心を合わせて」
協力しあう組織になります。
多様性を受け入れることが
組織の発展にはとても大切な
ことだと思っています。
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