犬のような行動になっていませんか？【毎日更新3,195日目】
2019年10月18日
短期的なものを追わずに、
長期的な視点で！
とはいろんなところで
言われています。
私もそう思っています。
ノーベル賞を受賞した吉野彰さんも
こうおっしゃっています。
「目の前のニーズをいくら追いかけても、
時間の経過とともにいずれそこからいなくなる。
いま見えているターゲットに弾を撃ったところで
研究開発の世界では絶対に当たりません。
そうではなくて、あっちの方向に向かって撃てば
こういう軌道を描いて当たるだろうと考える。
そういう読みが大切です。」
ですが、実際はなかなか
そうならずに目先の手法に
流されること多いですよね。
設立数十年が経過している本質を学ぼう
という会に10年以上所属しています。
この間、いろんな「流行り」を見て
きました。
本質を唱えながらも、取り組みや
話題になることが２〜３年毎に
流行りのように変わっていく、
ということを目の当たりにしています。
一方で、同じ会のなかでずっと
変わらず同じことを続けている
ひともいます。
どちらかといえば、流行りに流される
ほうが多くて、ずっと変わらない人は
少数派、というか稀有ですね。
目の前のものを追いかけるという
言葉から、中学生のときに読んだ
ある科学の本を思い出します。
そこにあった言葉とは
「犬追線」
犬が移動する飼い主を追いかけて走るときの
線のことです。
その瞬間の最短を目指し続けるので
じつは遠回りな曲線になります。
これが目先を追いかけるひとの行動ライン。
長期的視点を持つ人は、先を予想して
動きます。
これはアイスホッケーを始めた頃に、
全日本チャンピオンからも教えられ
ました。
相手の動きを予想して先回りする
直線を走れ！と。
それが人間の知恵ですね。
あなたの行動は犬の走りになって
いませんか？
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