急に持ち時間を短くされたら【毎日更新2,419日目】
2017年09月01日
ビジネスコーチの中村です。
研修や講演依頼を受けるときには
「◯分で」とか「◯時間で」と事前に
持ち時間を明示いただきます。
でないと、当然ですが準備が
できません。
いただいた時間内で何を伝えられるか
何ができるかをいろいろ考えて何度も
組み立てなおして、持ち時間に合わせて
調整していきます。
けっこう繊細に流れを考えながら
組み立てていきます。
そうして時間をかけて準備して
本番に臨んだのに、
現地で急に持ち時間を短くされたら
あなたならどうしますか?
焦るでしょうか?
時間延長して準備したものを
全部話すでしょうか?
私は、そうはしません。
時間内に終わらせるように
調整します。
なぜ、焦らずに調整できるかというと
そんなことは事前に準備しているからです。
プロ講師として、いろんな方から
学んでいるときに、師匠のひとりから
こう教えられました。
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2時間の時間枠をもらったら、
その3倍から5倍の時間は話せる内容を
準備しなさい。
これは簡単にできる。
プロなら翌朝まで話せるくらい当然。
でなければプロを名乗るな。
次に、もし何かの事情で2分しかないと
言われても、最も重要で伝えたい部分を
2分で話せるように凝縮しておきなさい。
これはメインメッセージを絞り込む作業。
これを真剣に考えることで、あなた独自
の言葉に魂が宿る。
そして、2分から10時間以上までの間を
いろいろ想定しておけば、現地でどんな
時間変更があっても対応できる。
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この教えから私が感じたのは、
長く話せないのはインプットと
考えた量が少ないから。
たくさん話さないと伝えられない、
短く話せないのは思考の深さが足り
ないから。
そう考えて、長く話すことと、
凝縮して短くすることの両方を
意識して準備するようにしてきました。
現場で臨機応変に対応するには、
やはり日頃の準備次第だと思います。
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