往復しながらズラしていく【毎日更新4,172日目】
2022年06月19日
昨日の記事では、考えることは
具体例と抽象的理論を往復する
ことだと書きました。
これに加えて大切にしている
ことが、
往復の中で少しずつズラして
いくこと
です。
具体例から引き出された理論
をそのままにせずに、ちょっと
ちがった仮説を構築するとした
らどうなるかを考えてみる。
理論にあった事例ばかりでなく、
そこから外れる事例について
考えてみる。
そうした小さなズラしを意図的
にやっています。
そうすることで、理論の穴を見つ
けることもあれば、より進化させ
る糸口に気づくこともあります。
また、事例の例外探しから新しい
手法を思いつくこともあります。
こうしたズラしをやっていないと、
理論にあった事例だけしか見ない
ようになり、結果的に思考停止に
なるように思うからです。
単に同じところを往復している
だけでは柔軟性も失われていく
気がします。
そうなってしまうと盲信状態と
なって、周囲が見えなくなるか
もしれないですね。
思考停止にならないためにも、
ズラしてみる思考って大事だと
思うのです。
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