人材育成で教えること【毎日更新2,134日目】
2016年11月21日
こんにちは、
中村慎一です。
コーチとしてよく受ける相談に
「人材育成」があります。
「どうやったら人が育つのか？」
という相談です。
私はこんな相談のときには、
3つのことを考えます。
1つ目は、どうなったら人が育った
といえるのかというゴールです。
これがなければ、どこを目指すのか
わかりません。
2つ目は、何を教えて習得して
もらうのかということです。
そして3つ目に、そのために
どう教えるかという方法を
考えます。
こうして分解して考えます。
そのなかでも2つ目の何を
教えるかという教育内容は
大切です。
仕事のやり方を教えるのは
もちろんですが、それだけに
終わってはいけません。
それでは、ただの”作業”を教える
だけにとどまります。
その状態では教えられたことしか
できません。
応用力がない状態です。
仕事のやり方だけでなく、
仕事への向き合い方や
なぜそうするかという考え方
を教える必要があります。
『考え方』を習得すれば
自分でやり方を考え出すこと
ができます。
組織としての方向性も
統一されていきます。
この考え方の習得には
すこし時間がかかって
遠回りに思えます。
でも、その面倒な遠回りを
しないと、いつまでも人が
育ちません。
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