事業計画書は正しさよりも【毎日更新2,341日目】
2017年06月15日
ビジネスコーチの中村です。
目標を達成するためには、
計画を立てるほうが実現しや
すくなります。
個人でも企業でも同じです。
特に組織や企業では目標と方針や戦略を
記載した事業計画がなければ、メンバーや
社員は一致団結して方向性を整えることが
できません。
ところが、計画書を作ってはいるものの
なかなか目標達成できないという話もよく
聞きます。
それは計画書の良し悪しではなく
別の課題があるからです。
昨日の企業研修でのそうした課題を
解消することに取り組みました。
研修に参加しているのは支店長と
部長ばかり20名あまり。
その役職で20名を超えるという
ことは、それだけの大きさの企業
なので、各支店ごとにしっかりと
した事業計画書を作成されていま
した。
研修の最初に、その事業計画書を
他の支店のかたに短時間でプレゼン
してもらいました。
で、聞いた人がどのように理解したかを
フィードバックしてもらいました。
すると、思っていた以上に伝わって
いません。
支店長や部長どうしでさえ
このようになります。
と考えると、一緒に同じ方向を目指さ
なければならない社員さんたちは
どれだけ理解しているでしょうか?
きっと伝わっていませんよね。
これは、事業計画書を作る時に、
支店長や部長の目線で表現して
作ってしまうからです。
これは経営者が作る場合も同じ。
その視点で表現されたものは
言葉が難しかったり、詳しく
表現しようとボリュームが多かっ
たりして、一般社員の方には
理解が難しいのです。
組織のメンバーが協力しあって
目標に向かうには、何を目指して
どのように進むのかを共有して
いる必要があります。
つまり、相手に分かるように
表現して伝えなければなりません。
そこで、10ページを超える
事業計画書の内容を、再整理して
要点はなにかをコンパクトに
まとめなおしてもらいました。
メンバーに理解してもらって
方向性を一致させるには
正しく伝える必要はありません。
分かりやすさのほうが大切ですよ。
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