予報に慣れすぎていないか【毎日更新2,785日目】
2018年09月05日
ビジネスコーチの中村です。
強力な台風が通過しました。
各地で大きな被害もでています。
事前に天気予報で警告されてい
ましたが、いくら準備して備えても
自然の猛威にはかなわないことも
多々あります。
それでもこれだけ進路予報の精度が
あがっているので、以前にくらべれば
かなりのことを事前に準備して被害を
軽減することができるようになりました。
私が子供のころには、今ほど進路
予想が当たることはありません
でした。
もう一昔前には、直前にしか分かり
ませんでした。
こう考えると、現代は台風など自然の
予報に限らず、いろんな分野で
かなり精度高く予測できることが
増えていますね。
それは良いことだと思う反面、
気になることもあります。
それは、予報に依存して自分で
前兆を捉える感性が低下している
人が増えていないか、ということです。
私がコーチングで関わるビジネスの
世界でも言えることです。
経済予測や、制度変更の発表などは
少し先のことをかなり正確に予測させ
てくれます。
そうしたことの解説者もたくさん
いて変化の予測だけでなく、対策まで
教えてくれます。
では、そうした予測に従っていれば
いいかというと、そうではありません
よね。
それに従って動いていると、
みんながそうするから私もそうする
という事になってしまいます。
ビジネスで言うコモディティ化
してしまいます。
ビジネスでは差別化や人より早く動く
ことが大切です。
そのためには、専門家の予測を後追い
してばかりでなく、自分で変化の前兆
を捉えることが必要です。
とくに売上に直結するマーケティング
に関わることはマクロ経済などの予測
ばかりでなく、自分の目と足で直接
自分の市場から掴むことが欠かせません。
直接お客様に触れて、そこから直接
感じ取ることです。
ニーズの変化、
お客様の行動の変化、
そもそもの客層の変化、
ライバルの変化、
・・・
いろんなことがある日突然
変わるのではなく、ジワジワと
前兆が続いてから大きな流れに
なっています。
細部まで観察していると、その
前兆となる変化を感じる感性が
磨かれます。
そうして予報を待つのではなく、
自分で予測を作り出す練習を日々
続けることです。
自分で予報を出せるようになった
ほうが対策も先手で打てるように
なりますよ。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『起業1年目のお金の教科書』
に学ぶ実践読書会
9月14日(金)
https://www.facebook.com/events/931763723683349/
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『ビジネスコーチング実践会』
8月29日(水)昼の部・夜の部:2回開催
https://www.facebook.com/events/460703787737491/
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『コーチング無料体験講座』
銀座コーチングスクールの雰囲気を体験できます
http://www.ginza-coach.com/school/area03/toyama.html
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━