スピーチの準備【毎日更新2,642日目】
2018年04月13日
ビジネスコーチの中村です。
あなたは、人前でスピーチをする
のは得意ですか？
私はとても苦手です。
仕事柄、講師として人前で話をする
ことはかなり多い方です。
また、いろんな団体で役職者をして
きたので、スピーチの回数もそれなり
に数多くありました。
ですが、いまでもとても苦手意識を
持っているし、毎回緊張します。
昨日も、ある勉強会で自分の体験を
スピーチする機会がありました。
依頼を受けたのが２週間まえ。
そこからこんな準備をして
当日に臨みました。
普段の私がスピーチや講演などで
やっている方法です。
まずは、何を話したいか、
話すことができるか、
とにかく断片的でいいので
たくさん部品を書き出します。
これをちょっとしたスキマ時間
に考えたり、ふとした時に思い
ついたことを、どんどんメモして
行きます。
予定時間の数倍から10倍ほどに
なるくらいに出します。
次に、スピーチの骨組みを決めます。
この骨組みは、スピーチや講演の
目的にあわせて、話の組み立て方の
いくつかの基本形からつくります。
今回は3〜5分のショートスピーチで、
目的は体験談の報告だったので
このような骨組みにしました。
1.挨拶、自己紹介
2.実践前の悩み（Before）
3.実践したこと(Action）
4.結果（After）
5.気づいたこと
6.これからの決意
ここに、メモして書き出していた
部品を当てはめていきます。
当然、時間をオーバーするものに
なるので、そこから取捨選択して
いく作業を何度も繰り返します。
そして実際に声に出して話して、
目的に合った内容になっているか、
時間はどれくらいかかるかを確認
しながら練習します。
たいていは数回はやりますね。
加えて、声にださない頭のなかでの
シミュレーションは数十回~100回ほど
やります。
こうして準備をしてから
書き出した原稿を持って
本番に臨みます。
それでも、緊張するし苦手意識は
解消していません。
ですが、ちゃんと準備していれば
苦手意識があって緊張していても
スピーチをすることはできます。
上手に話そうともせず、ただ
準備したとおりにやるだけです。
苦手なことでも、準備をしっかりと
やればできるようになります。
これってどんなことでも同じだと
思いますよ。
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