「間」のある対話【毎日更新2,231日目】
2017年02月25日
中村です。
コーチングは相手の方との
対話で行われます。
私はこのとき「間」ができるか
どうかを意識しています。
なぜなら、「間」のない対話は
表面的なやりとりで終わって
しまうからです。
人が深く考えたり感じるには
時間が必要です。
その時間が「間」となります。
コーチが質問したときに、
相手が即答するなら、それは
すでにいつも考えていることを
たんに説明しただけです。
コーチが質問したときに、
相手が即答するなら、それは
すでにいつも考えていることを
たんに説明しただけです。
それまで考えてもいなかったことや
深く考えて答えるときには「間」が
できます。
逆にコーチが話すときにも
「間」がないようでは
コーチングになっていない
可能性があります。
たとえば、相手の発言に「間」をおかずに
コーチが質問を繰り返すようでは、
それは準備された質問になっています。
相手の発言の表面しか受け取って
いなかったり、中には相手の発言を
ちゃんときかずに先に質問を考えて
いたのかもしれません。
準備した質問を投げかけるのではなく、
相手の言葉を受け取って深く感じた
ところから生まれてくる質問が
深い気付きを引き出します。
この深く感じ取ろうとすることが
自然と「間」となっていきます。
つまり、「間」は意識して作るというより
自然と生まれてくるものです。
こうしたときの間はなにも考えて
いない空白ではなく、その「間」の中に
深い思索の時間が流れています。
ただのすき間ではなく、
そこに見えないものが流れている「間」。
それを感じようとすると対話に深みが
増していきます。
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