「余白の美」を活かして 【毎日更新1,180日目】
2014年05月07日
おはようございます、
中村慎一です。
あなたは「余白の美」という言葉を
知っていますか?
私が知ったのは確か中学の時、
美術の授業で習いました。
絵を描くときに、あえて
何もない空間をつくることで、
書かれたものが際立つ、
といったことだったと思います。
これは絵に限らず、話すことでも
同じではないかと思います。
伝えたい事があるからと、
あれこれ言葉を隙間なく重ねるより、
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話さない間をつくることで言いたいことが伝わる
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ことがあるのではないでしょうか。
休みなく話すのではなく、
「間」を取って余白を設ける。
そんな話し方を意識してはどうでしょう。
「話にも「余白」を設けませんか?」
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上手い講師は、話の中に適度な「間」を設ける
ことがよくあると思います。
名人といわれる落語家もそうですよね。
私の好きなある落語家は、話の最後に「落ち」を
ハッキリ言わずに、言葉を飲み込んで終わります。
その静寂の一瞬、、、
頭の中に一気に「落ち」の映像が流れて、
感動と笑いが湧きあがってきます。
先日参加したあるセミナーでは、
逆に終了時間が近づくにつれて、
講師が隙間なく自分の体験談
をあれこれ早口で話し始めました。
正直言って滑舌は悪いし、
ぎこちない話ぶりですが、
内容が良くて聞き入っていたのが、
だんだんと興ざめてしまいました。
そして、終了時間が過ぎても
まだ話を続けようとして終わらない、、、
「ああぁ、勿体ない」
と思いました。
最後に余裕持って「間」を作ったら、
すごい感動を呼び起こせたのに・・・
言葉を重ね続けるのは、
ある程度完成した絵に余計な筆を
重ね続けるようなもの。
一流の画家が
選び抜いた線だけで表現するように、
言葉も語りすぎないように
注意しないといけませんね。
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