助けてくれる人をどれだけ持っているか

コーチングを、ビジネス関連で説明するときに「ヒューマンスキルの一種です。」と話す時があります。

ハーバード大学のロバート・カッツ教授は、ビジネスにおいて必要なスキルとして、
 1.テクニカルスキル(専門能力)
 2.ヒューマンスキル(人間理解能力、対人関係能力)
 3.コンセプチュアルスキル(概念化能力)
の3つがあり、職位によってそれぞれの求められる割合が異なると唱えています。

中でも、ヒューマンスキルはどんな職位でも職種でも必須のスキルであり、僕も人間が社会で生きていくうえで欠かせないものだと思っています。

具体的にはどんなことかと言えば、
今日突然車のパワーウィンドウが動かなくなりました。
運転席の窓なので、有料駐車場のチケットも取れなくて困りました。
すぐに、携帯から友人の車屋さんへ電話し、とりあえず見てもらうことに。
代車をかりて、車を置いてきました。あとは彼にお任せです。

また、先日パソコンが調子悪くなった時には、別の友人に電話。
電話で症状を伝えると、どこをチェックして設定をどう変えればいいか、その場で回答してもらい、すぐに解消。

といった具合に、自分で解決できない事が起きたときに、直ぐに助けてくれる友人がいると、どうしていいかわからずに困っている時間がほとんど発生しません。

これは電話の相手と、どんな人間関係を築いたかによるものだと思っています。
相手は友人に限らず、業者などの取引先であっても、自分の要望を優先してもらえるかどうかは、圧力や金銭によるものよりも、人間関係によるものが威力が大きいと信じています。

実際に、保証期間がすぎた車の故障を、無償で修理してもらったことがあります。
その時の担当者は「故障があった時に、お客様のような話し方をされる方は初めてです。私が責任をもって、メーカーと交渉します。」と言ってくれました。

昔の僕なら、かなりキツイ言葉でクレームを言っていただろうに、ホントにコーチングの効果だと思っています。

さて、こうした事を書いていると、鉄鋼王として有名なアンドリュー・カーネギーが墓碑銘に刻ませた言葉を思い出しました。
「ここに、自分より賢い人々を、周囲に集める術を知っていた1人の人間が横たわる」

トラブル対応だけでなく、何か事業を起す時、大きな仕事をする時には、自分以上の専門能力をもった多数の応援なくして実現できません。

人間の実力は、その人個人の能力が優れているかよりも、その人がどれだけ自分を助けてくれる有能な人間に信頼されているか、だと考えています。

助けてくれる人の数、友達の数、それがその人の器のバロメーターだと思っています。
僕も、まだまだ修行です。
プロコーチの条件の1つが、学び続けることですから。

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プロフィール

中村 慎一

  • ビジネスコーチ
  • オフィスエンカレッジ代表
  • 銀座コーチングスクール富山校代表

富山県魚津市出身
新潟大学法学部中退後、2度の転職で 土木コンサルティングの会社へ。2年で取締役就任。2006年コーチングサービスを専門に提供するオフィスエンカレッジを設立して独立。
日本海側でのコーチング普及を目指して日本コーチ協会日本海チャプターの設立に携わり、 チャプター代表を務めるなど、富山でゼロからコーチング市場を開拓してきた。
起業家、経営者・管理職へのエグゼクティブコーチング、企業等でのコーチング研修など、経営戦略とコーチングを合わせたビジネスのサポートを中心に活動している。2012年4月からは、地方銀行の経営相談員としても活躍、社長が元気で前向きになるとの好評を得ている。
毎日更新のブログは連続1,000日を達成して継続中。

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