地方での営業は合わせ技【毎日更新2,332日目】
2017年06月06日
ビジネスコーチの中村です。
営業活動はどんなビジネスでも
欠かせません。
お客様を獲得しないとビジネスを続ける
ことができないからです。
とはいえ、営業に苦手意識をもつ
人もたくさんいますね。
初対面でどうやって仕事に繋ぐか、
どんなセールストークをしたらいいかと
勉強したり練習したりしても、うまく
できないという相談を受けることもよく
あります。
ですが、私は短期間で売り込むような
テクニックは知りません。
特に、地方都市では都会のセミナーで
教えているようなセールステクニックを
使うと、かえって嫌われるケースが多く
あります。
では、どうしたらいいのでしょう?
自分が何ができるかを上手に語ろうと
するよりも、どんな人間なのかを行動で
見せることです。
例えば、先日からお伝えしている
会合には30分前に行くとか、
ドタキャンはしないといった
当たり前のことを常日頃から
大切にするのです。
見る人は見ています。
そして、何かのタイミングで
自分の事が話題になった時に
見ている人が
「ああ、あの人なら・・・」
と日頃の行動から受けている
印象を話します。
すると、その場に別の場であなたの
行動をみていた別の人がやはり
「そうだね、あの人は・・・」と
話します。
こうして、別々の場所であなたの
行動を見た別々の人が同じように
プラス評価をしたら、
それが合わせ技となって積み重なり
高い信頼を構築していきます。
地方では、人と人とのつながり
が近いので、こうしたことが
よく起こります。
自分で自分を売り込んでも、
相手は「どうせ良いことしか
言わないだろう」と話半分に
しか聞いていません。
でも、利害関係のない他者が
あなたのことをプラス評価したら
信用します。
これが1個所だけでなく、
別の場所でも同じように
プラス評価されていたら
さらに信頼が増します。
こうして地方ではあなたの
知らないところで信頼が
積みかさねられて、そこから
仕事の依頼が来ることがあります。
私は、実際にそうした依頼を
これまで何度も受けてきました。
これって、逆もしかりなので
怖いですよ。
つまり、口では上手に話をして
いるつもりでも、行動が見られて
いてマイナスの印象を与えていたら、
同じようにそれが自分の知らない
ところでマイナス評価が積み重なって
いるかもしれませんから、、、
プラス評価が積み重なれば、柔道の
合わせ技1本のように勝利になり、
マイナス評価が積み重なれば
指導が続いて反則負けになってしまう
ようなものです。
営業のテクニックを磨くよりも
自分の日頃の行動を磨いたほうが
効果的な営業活動になりますよ。
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