いろんなケースに対応するルール【毎日更新2,620日目】
2018年03月21日
ビジネスコーチの中村です。
ルールや決め事を話し合うとき、
いろんなケースを想定するでしょう。
こんな時はどうする、
あんな時はどうする、
とさまざまな状況について
話をします。
ただ、そうしてでてきた全ての
状況に対応する解決策を決めよう
とすると収集がつかなくなって
しまいます。
ビジネスコーチとして会議などに
同席しているとよくある光景です。
こんな時に私がやっているのは
いくつかの質問をすることです。
「それはどれくらいの頻度で
発生していますか?」
「一番よくあることはどれですか?」
「それらに共通のことは何ですか?」
このような質問です。
この目的は、問題の本質的なことと
例外的な事態を整理することです。
もし、整理しないで全てのケースを
想定したルールや決め事をつくると
複雑なものになります。
そうなると、結局は運用できません。
そもそも覚えられません。
なので、まずは頻発したり繰り返している
ことの共通点や本質だけに対処するもの
を決めるようにします。
たまにしか起きないことや、
これまで発生していないよう
な例外的なケースの想定には、
その時に柔軟な対応をすることに
して、余裕を作っておきます。
まずは軸となる原則を固めます。
そこに「何のためのルール」かと
いう目的や、「何を目指しているか」
というビジョンが込められていれば
たいていの事態には柔軟に対応
できるはずです。
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