翻訳の限界を考えながら【毎日更新4,044日目】

グローバル社会と言われるように
なって、いろんな他国の言葉を
耳にすることが増えました。

初めて聞いて「どんな意味だろう?」
と思うことがよくあります。

そうした他国の言葉を日本語に
翻訳してもらえると理解しやすく
なって助かります。

ですが、どんな翻訳にも限界が
あるとも思っています。

いろんな言葉・単語には、その
背景があり、それぞれの国によっ
て歴史や文化が違うからです。

もし、自国の文化や概念にない
ものだったら、翻訳しようが
ないでしょう。

チョコレートなどの、それまで
日本に存在しなかったものは
そのままの発音で言うしかない
ですね。

今でも、タピオカとかマリトッツォ
なんかも。

または新しく言葉を作り出す
しかありません。

明治初期には、そうして作り
出された日本語がたくさん
ありますね。

自由や銀行という言葉も翻訳の
過程で創出された新しい単語で
すね。

ただ、作られた当時はその言葉
を聞いてすぐに理解できる人は
いなかったでしょう。

そこには説明が必要で、それを
積み重ねてゆっくりと理解が
広がっていったはずです。

 カタカナを使うな!

と言う人もいますが、日本語に
ないものは使わざるを得ないで
しょう。

無理に既存の日本語を使うこと
で、伝えたい内容が少しズレる
ことがあるかもしれません。

無理な翻訳をしないことで、

 それはどんな意味だろう?

と考えることが、思考や概念の
枠を広げてくれると思います。

安易な翻訳に頼って、言葉の背景
を深く考えることをしなくなる
のはもったいないと思います。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
起業1年目の教科書 実践読書会
3月5日(土)
https://fb.me/e/26Hy6DK7r
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
行動習慣道場『一簣』
3月5日(土)
https://fb.me/e/301N5iyao
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『コーチング無料体験講座』
 銀座コーチングスクール富山校
 の雰囲気を体験できます
http://www.ginza-coach.com/school/area03/toyama.html
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━