あなたはカンを優先しますか?
それともデータを重視しますか?
データなんか信じるより
カンのほうが正しい
という人もいれば、
あやふやなカンなんかより
データをもとにしたほうが
いいという人もいます。
私はカンもデータも両方大切に
したいと思っています。
そう考えているのは、こんな経験
をしてきたからです。
学生時代にアイスホッケーの
ゴールキーパーをはじめました。
先輩から指導受けながら練習
していたのですが、素人から
はじめたので、短期間に上達
するにはどうしたらいいかと
始めたことがあります。
練習後に、すべてのシュートの
シチュエーションとコース、
それに自分がどんな反応をした
のかを書き出してパターン分類、
分類別のセーブ率を計算して
記録しました。
データの記録です。
こうすると、データが蓄積されるにつれ
最初に見えてきたのがセオリーとして
指導されていることの矛盾点でした。
指導された通りの動きをしたときよりも、
別の動きをしたときのほうがシュートを
止められることがいくつも見えてきたの
です。
そうして改善を繰り返すうちに、ふと
「もっとこうしたらいいかも」
と思いつくことが浮かんできました。
データをもとに考えていたら
”直感”が磨かれてきた感じです。
その直感で思いついたことを試して
記録して振り返ると、それが当たっ
ていることもあれば、外れているこ
ともありました。
これを数年続けていると、ふと思いつい
たことが当たる確立が高まっていきました。
カンで思ったことをデータで検証し続けると、
カンが磨かれていくことを実感したのです。
なんとなくの”直感”が、説明はできない
けれど確かだろうと思う”直観”にバージョン
アップしたようでした。
この感覚は、高校時代の数学の勉強
にも似ていると思いました。
ちょっと難しい応用問題を解くには
最初のうちは、数式を何度も代入や変換
をしてノート2ページくらい使って答えを
出していました。
それが、おなじような問題をいくつ
も解いていると、数式の変換をノート
に書かなくてもその先が読めるように
なっていきました。
そのうちにノート1ページで解けるよう
になり、さらには数行で答えを出せる
ようになりました。
こうしたことから、私はカンを磨くには
データと論理の積み重ねを何度もやり
ながら、思考(仮設)の検証・改善を
繰り返すことで、精度を高めると同時に
速度も早くできるのだ考えるようになり
ました。
その結果、高い精度を驚異的速度で
データと論理ベースに自分なりの答え
を出しているのが「カン」なのだと。
まるで、たくさんの事例を学習して
答えを出すAIと同じかもしれませんね。
カンも大切だけど、データも大切、
両方を活かし合うと考えたらいいの
ではないでしょうか。
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