コーチングしたり、セミナーを開催したりして、アンケートやフィードバックをもらいますが、たいていは「よかった」「楽しかった」というような内容を書いていただけます。
でも、本当は不満だったとしても、それを直接記入したり、言ってくれる人は少数ではないかとも思っています。
クライアントの本当の評価は、「リピートの有無」が答えなのでしょう。
コーチングも、サービスを提供するビジネスである以上、経営の原則から逃れることはできません。
ランチェスター経営の竹田陽一先生は、「経営とは、お客様を作りだし、それを維持すること」とおっしゃっています。
「作り出す」ことも必要ですが、同時に「維持すること」も大切です。維持できないと、いつまでも新規顧客開拓という、大きなコスト(時間も費用も)に追い掛け回され続けることになってしまいます。
そうした意味では、最近リピート受注が増えてきているのは、とても喜ばしいことです。とはいうものの、安心せずに「新規開拓」のスキルアップも、もっと取り組んでいかなければ。