例え話で伝える

新しい情報や考え方などを人に伝える時、なかなか分かってもらえないということがあります。説明すればするほどに、相手は混乱していく。

そんな時には、


 相手の知っているものに例えてみる


といいですよ。

自分の世界に引っ張り込もうとするのでなく、まずは相手の世界に入っていく。

そうして、接点さえできれば、あとは少しずつ例えそのものとの違いを説明していきます。

「最近どんな例え話をしましたか?」

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かなり以前にIT講座の講師をしたことがあります。

PCメールが普及し始めたころで、まだダイヤルアップが当たりまえだったころです。高齢の方々にメール操作を教えるという講座でした。

まずは、すべてのカタカナ言葉を日本語に変換して、手紙を送る一連の行動に例えていきました。この作業は、結局は自分が理解を深めるのにも役立ちましたね。

いまでも新しい情報に触れた時には、何に似ているかを探すのがクセになっています。