分母を変えてみると

昨日のブログで、物事を自分の血肉になるまで習得するには時間がかかると書きました。では、どれくらいの時間が必要なのでしょうか。

何度か耳にした言葉があります。「一流になるには、10,000時間そのことに真剣に取り組めばいい」と。

10,000時間という数字だけを見ると膨大な時間に見えて、とてもできそうにないと思えるかもしれません。1年365日は、8,760時間なので1年で到達することはできない数字です。

でも、10年でやると考えれば1,000時間/年。1,000時間/365日と考えれば、1日あたり約2.7時間になります。

毎日3時間だけ真剣に取り組めば、10年で一流の仲間入りができる!


 分母を変えて表現する


と、できそうな気がしてきます。

10年も待てない、というなら1日に取り組む時間を2倍にすれば期間は半分。自分のできそうな、やりたくなる表現になる分母を見つければいいと思います。

「大きな目標は、どんな割り算で分解しますか?」

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大学は文科系だったのですが、高校1年までは理数系進学を考えていたので、分解して考えるのは割と好きです。

大きくてわからないモノは、いろんな切り口で分解してみる。近代科学の基本的な考え方だと思います。