ムチャな依頼を受けた時、どう応えるでしょうか。
ムリだからやらない、とイヤだからやらないのは違う
と思っています。
「ムリ」と思ったら、自分で可能性を閉じてしまう。
「イヤ」だからというのは、自分の判断。
簡単にムリと決めつけずに、トライしたら成長のきっかけになると思います。
かといって、自分の心がNOと反応することはやっぱりイヤなので、自分の判断と責任で決めるとすっきりします。
「最近、どんなムチャなトライをしましたか?」
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私の最近のムチャなトライは昨日の講演会。
依頼のテーマが、”ドラッカーの「マネジメント」とコヴィーの「7つの習慣」を題材に、「ビジネスに必要な本当のチカラ」というテーマで90分で話してほしい”、ということ。
奥深い名著2冊を90分で!
思わず「ムリ」といいそうなのを「それはムチャでしょ」と一旦は断りましたが、自分の心に「これはイヤなことか?」と問いかけると答えは違ったので、取り組んでみました。
初めてのテーマでもあり、わたしはコーチとしてワークショップはよく開催しますが講演スタイルはあまり得意でないので、緊張の中でスタート。100名弱の大勢の参加者の中には尊敬するベテラン経営者の顔も見え、さらに緊張が高まりましたが、なんとか終えることができました。
終了しての感想は、「自分が一番得したな」ということ。
ムチャな課題に取り組んで、私の中で2冊の本の理解がさらに深まりました。
やっぱり頼まれごとは試されごとですね。