きれい事の話し合い【毎日更新2,771日目】

20180601

 

ビジネスコーチの中村です。
  
会議や話し合いの場に参加すること
が多々あります。
 
 
そこで理想を語って誰も反対しない
ようなきれいな事を話をしていれば
その場は無難に進みます。
 
 
 
ですが、その場はきれいに進んでも
そうした話し合いでは現場が具体的
に進むことが何も決まっていないと
いうことがよくあります。
 
 
なので、話し合いは美しいが
実態は何も進まないという事態
になってしまいます。
 

もちろん、物事を進めることより
ただ会話を楽しみたい、その場を
楽しくすごしたいという話し合い
ならそれでいいのでしょうが、、、

 
物事を進めるには、わかっている
けど触れたくない生生しい現実に
向き合わなければいけません。
 
 
それを会議のテーブルのど真ん中に
どんと出して、誰が責任持って汗を
かくかを決めなければ進みません。
 
 
きれい事の総論ではなく、誰が
何にいつまでどう責任を持つかを
はっきりさせます。
 
 
ただ、そうした覚悟を持って発言
するのが一人だけだと、その他大勢
のきれい事で終わりたいメンバー
からは浮いてしまいますが、、、
 
 
私は何度もやってしまいました。
 
 
 
それでも新しいチャレンジや
リスクの大きなことに取り組む
には避けられないことだと思って
います。
 
 
物事は机上の美しい言葉では
動きません。
 
 
生々しい泥臭い現場の行動が
必要です。
 
 
 
きのう、ある大型プロジェクトの
重要なテーマについて会議をして
いました。
 
 
それまでは理想論もいったんは
受け止めていましたが、実行の
期限を考えるともうそんな余裕は
ありません。
 
 
 
幸い今回の会議メンバーには、
私と同じような考えの人が他にも
いたので、見たくない生々しい
課題を遡上にあげました。
 
 
こうすると、誰がどこまで覚悟して
いるかがすぐに分かりますね。
 
 
その課題に向き合って「私がやります」
という人。
 
 
また美しいきれい事や、その課題とは
関係ない枝葉のテーマに話題をそらす人。
 
 
 
当然ながら覚悟しているのは前者の人です。
 
 
たいていのチャレンジングなことには
実行部隊に大勢の人はいりません。
 
 
きれい事の人間は正直じゃまになって
動きが遅くなります。
 
 
少人数の覚悟したメンバーだけで
動くのが早くてうまくいきますね。
 
 
 
ただ会話を楽しみたい話し合いなのか、
物事を進めるための話し合いなのか、
しっかり使い分けたいですね。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『ビジネスコーチング実践会』
8月29日(水)昼の部・夜の部:2回開催
https://www.facebook.com/events/460703787737491/
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『コーチング無料体験講座』
 銀座コーチングスクールの雰囲気を体験できます
http://www.ginza-coach.com/school/area03/toyama.html
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━