日本は民主主義の自由な国、
と育てられてきました。
が、「自由」についての具体的教育をうけた記憶がありません。なんとなく、話し合い+多数決が民主主義のように教えられた気がしますが、「自由」については小学校・中学校、その後の高校・大学でも具体的に学んだようには思えません。
社会人になるころから、自分で「自由」ってなんだろう?と考えてきた中で思っているのが、
社会に対する責任を果たした分だけ、
権利の行使が許されるのが自由
と考えてきました。私の個人的見解で、異論も多々あるでしょう。
ですが、
「責任が先で権利行使はあと」
という点はどうしても譲れないように感じています。
そもそも、「自由」は他者との関わりにおいて発生する概念で、社会との関わり方抜きに個人の行動で規定できるものではないと思います。
明日は、富山県議会議員選挙。選挙は、個人が社会の在り方を作る権利を特定の代理人に委ねる行為。ですので選挙権というのは、私は「権利」でなく「責任」と思っています。選挙権をもってからこれまですべての選挙で投票しています。意に沿わない候補者しかいない時には、白紙投票をしたこともあります。とにかく投票は必ずする。
政治や行政に文句を言うなら、まずは投票という有権者意思表示の責任を果たすのが先。これは、会社や何かの団体でも同じだと考えます。