似ていても言葉が違うと

コーチングでは、クライアントの方にいろいろな質問をします。

その中で必ず聞くのが、「目標」です。これがわからないとコーチングしようがありません。

でも、「あなたの目標は?」と質問しても、

「え~・・・・・・」と答えられない方もいらっしゃいます。

そうした時には、


 同じような意味の別の言葉にしてみる


ことをします。

たとえば、「ゴールは何?」「できたら嬉しいと思っていることは?」「理想の状態って?」「ビジョンは何?」・・・

どれがヒットするかはわかりませんが、相手の方にとって考えやすいものを探します。

そのため、コーチはセッションで大切な要素を質問するための言葉の表現をたくさん持つ必要があります。たとえ似ている内容の言葉でも、ちょっとでも言葉が違えば相手の考える内容が変わります。

そうしたストックを増やすには、類義語辞典なんかおもしろいですよ。