ビジョンを示して

昨日は、日本コーチ協会日本海チャプターの勉強会を予定通りに開催しました。

こうした事態では、被災していない地域がきちんと日常の活動をこなして経済活動を停滞させないことが、日本経済を底支えすることになり、長期に渡るであろう支援の継続につながると考えています。ですので、私は予定していた活動は飲み会なども含めてこのまま継続することにしました。

昨日の勉強会でのテーマは「質問」。

私はクライアント役として、参加者からさまざまな質問を受けました。そうした質問を受けていて一番強く思ったことは、


 いまこそ、目指す方向を指し示すビジョンが必要


だということです。

これを乗り越えて、1年後はこうなろう、5年後は、10年後は、という未来の姿。

それが見えれば、さまざまな活動の方向性も相乗効果を生み、いま辛い状況の方々も「あそこまで頑張ろう」という勇気につながる、そう思います。


 何をすべきかの前に、こうなろうという未来の姿


社会のリーダーがそれを指し示してくれないなら、私たち一人ひとりがそれをしっかりイメージして発信してはどうでしょう。

昨日、私が質問をうけてイメージした10年後の東北の姿は、

「これまで多大な支援をありがとうございます。もう東北は自立できます。今度はみなさんにお返しします。」というところまで復興していること。

コーチとしてできること、考えていきます。