よく見るためには凝視しない【毎日更新2,521日目】

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ビジネスコーチの中村です。
  
「よく見て」
と言われると、一点を凝視する
ような見方をしていませんか?
 
 
目に力を入れてギュッと焦点を
絞り込むように。
 
 
実は、この見方はあんまりよくない
と私は考えています。
 
 
 
なぜなら、周囲が全く見えなくなるし、
なぜか凝視すると対象の表層しか見えなく
なる感覚があります。
 
 
あるカウンセリングの大家が、相手を
カウンセリングするときの見方をこの
ように話していました。
 
「相手に焦点を当てずに、相手の
1mくらい後ろをボーっと見る」と。
 
 
武道の師匠も同じようなことを
教えてくれました。
 
 
「凝視するのではなく、力を抜いて
ぼんやり見ているほうが全体も
細部も両方が見える」と。
 
 
 
見ているけど見ていないという
矛盾するような感覚で見ていると、
 
対象の周辺だけでなく、対象の
表面の奥底にある本質が感じ取れ
ます。
 
 
見るという行為は受け取るもの。
 
 
まるで、目からビームを出すように凝視すると、
こちらから何か無理な力を押し付けている
ように思えます。

そうすると相手から伝わってくる微細なものが
受け取れなくなるのかもしれません。

眼力で凝視せずに、手放してふんわりと
眺めていると微細なものをキャッチでき
ますよ。
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