こんにちは、
中村慎一です。
いろんな会社で会議に同席させて
いただいてきました。
そのなかで、
「これは良い会議だな」
と思う会議もあれば、
「う〜ん、これはあまり良くないな」
と感じるものもあります。
その違いが顕著に分かるのが、
参加者に意見を求めた時です。
「これについて何か意見は？」
と問いかけた後に違いがでます。
良くないパターンの反応は
「・・・」
と沈黙がずっと続きます。
それも、意見が無いから
言わないのではなく、
本当は思っていることがあるのに
警戒して発言しない沈黙です。
「きっとあの人に反対される」
「マイナス評価されたらどうしよう」
「間違ったことはいいたくない」
など、
発言することで自分の立場が
マイナスになることを恐れて
います。
そうした事がきっと過去にもあり
今でもよく起きているのでしょう。
そのため参加者が警戒して発言
しようとしません。
結果的に発言力あるメンバーか
議長や上司の意見がそのまま
採用されます。
わざわざ会議をする意味が
ありません。
参加者も表面的には賛成と
いいますが、心の中は納得
していません。
なので、実行のモチベーション
は低いままです。
それに対して、いい会議では
意見を求めると発言がでてきます。
「ちょっと思ったのですが、、、」
といった感じで、うまくまとまって
いなくても思っていることをそのまま
口にしてくれます。
そして、それをきっかけに
「そう言えば、、、」
と別のメンバーが発言。
さらに
「でも、こんなこともあるし、、、」
「それより、こうしたほうが、、、」
と、意見が広がったり、
違った視点からの意見もでてきます。
会議の場でディスカッションが始まって、
違った意見同士の化学反応が起き始める
のです。
これがわざわざ忙しい中に仕事の手を止めて
集まって会議をする価値です。
こうなるためには日頃の人間関係に
加えて、会議の場作りや進行の腕が
問われます。
多くの企業では会議の進め方や
進行方向のトレーニングはして
いません。
なのでもったいない進行をして
いることがおおいですね。
ちょっと工夫すれば会議の価値が
大きく変わります。
とは言え、社内でそれを実現する
のが難しいから私のような外部の
専門家を利用して時間短縮をする
のです。
会議の改善は組織の生産性と
人間関係を大きく変えますよ。
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