こんにちは、
中村慎一です。
セミナー講師や師匠から
教えられたことが、すぐには
理解できないことありませんか?
具体例なしに理論や原則を
言われた時などに多いでしょう。
たとえば、私がコーチングの
質問を教える時に、こんな言い方
をする時があります。
「自分のための質問ではなく、
相手のための質問をしてください。」
こう話すとたいてい会場に
「???」
という空気が流れます。
とても抽象的な表現なので
そうなるのも分かります。
もちろん、まったくいきなり言うの
ではなく、ある程度学んだ段階で
伝えている内容ですけど。
この時に、参加者から出てくる
質問にはこんなパターンが多いです。
「具体的にはどんなことか
事例を教えてください。」
というものです。
というか、これは質問の形の
要求ですね。
これを言われると、正直な所
ちょっとがっかりします。
なぜなら、自分で考えようとせず
よりわかりやすい説明を待つだけ
だからです。
これに対して、されて嬉しいのは
こんな質問です。
「ということは、こんな事例がそうだと
思ったのですが、あっていますか?」
と自分から具体例をあげて、それを
確かめる質問です。
これは自分で考えていないと
できません。
こうした質問をしてくるひとは、
理解が早いだけでなく使えるように
なるもの早いですね。
理論や原則とは抽象的なものです。
それを具体化する努力を自分からするのか、
受け身で事例提供を待つのか。
おなじ学びの場にいても
差がついていきます。
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