こんにちは、
中村慎一です。
きのうは、「リベンジ」
という言葉の違和感について
思うことを話しました。
http://goo.gl/LEhG85
今日も言葉の違和感つながりで
数年前から氣になっている
「鉄板」という言葉について
思っていることを話しますね。
数年前だったと思います。
「それって鉄板だよね。」
という言葉を初めて聞いた時、
「鉄板がどうしたんだろう、
何かに使うのだろうか?」
と思ってしまいました。
その時の話の流れからは
「鉄板」という言葉がつながらず
まるで理解できませんでした。
そうです、
まさに素材としての「鉄板」だと
思って受け止めていました。
でも、話の展開上どうも違う。
ならば何かの例え話なのだろうか?
「鉄板焼き」と関係でもあるのだろうか?
とも考えたけどやっぱり分からない。
みんなが盛り上がっているので
話の腰を折るのを遠慮してなかなか
聞くこともできませんでした。
でも、勇気を持って質問してみると
「鉄板ですよ、鉄板。」
との回答。
「・・・」
分からない私がおかしいのか、
と迷いもう質問できませんでした。
そこで、この「鉄板」という言葉を
ネットで調べてやっと分かりました。
もともとは競馬や競輪などの
ギャンブル用語として昭和中期から
使われていたようです。
「鉄板」=「硬い」→「堅い」=勝利が堅い
という意味付けで、確実に勝てそうなレース
などを鉄板レースと読んだことが始まりだと
の説明がありました。
そこから芸人が確実に笑いをとれるネタを
「鉄板ネタ」と呼ぶようになり、2006年ころ
からテレビを通じて一般に広がったようです。
いわゆる「業界用語」ってやつですね。
それが時間をかけて一般化して利用され
るようになったのだとわかりました。
それにしても結構な歴史があるのですね。
昭和中期からと考えたら50年以上の歴史と
なるのでしょうか。
とは言え、私のように「鉄板」の意味を
知らない人はそこそこいるのではないで
しょうか。
近頃はセミナー中に講師が当たり前の
ように使うことがあります。
セールスコピーの中でも目にした
こともあります。
そんな時に、やっぱり私は今でも一瞬
頭が停止しそうになります。
今では意味はわかっているのですが、
そこで思考が引っかかってしまうんです。
そうなるとそれまで集中していた意識が
分散してしまいます。
話の中身についていけなくなることが
あります。
話している方はわかっていても、
聞く側が分からないかもしれない言葉は
できるだけ使わないほうが安全ですね。
私も仕事がら文章を書いたり、
人前で講師をすることが多いので、
気を付けたいと思います。
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