こんにちは、
中村慎一です。
ニュースを見ていると、
毎日のように各地の高校野球
県代表決定の報道がありますね。
ちょっと不思議なのが、
他の競技では県代表が決まった
くらいで報道することはないのに、
なぜ野球だけがニュースになるのか
ということです。
これは今日の本題ではないので
また別の機会にお話することに
します。
じつは、私の子供も小学生から
中学生にかけて野球をやっていました。
熱心な監督と、かなり熱くなっている
父兄がたくさんいらっしゃいました。
対戦相手チームをみても、
驚くような熱狂ぶりを何度も
目にしました。
勝つために、小さな子どもに信じられない
くらいの長時間練習をさせて、厳しい(?)
指導、長時間ミーティング(説教?)も
常態化していたように思います。
そうしたことの是非もいまは
置いておきます。
では今日は何について考えたか
というと『メンタルトレーニング』
についてです。
『根性論』ではなく『メンタルトレーニング』
です。
これは全く別物だと考えています。
「根性見せろ!」なんて言う指導者も
いますが、何を求めているのか分かりません。
試合でハイパフォーマンスをすることが
大切で、そこに『根性』なるものが見えるか
どうかにどんな意味があるのでしょう?
私自身もアイスホッケーの国体選手を
14年やっていました。
それができた理由のひとつが
『メンタルトレーニング』を
継続していたことだと思っています。
もちろんかなりハードな練習をしました。
周りからは『根性』に見える部分もあった
かもしれません。
ですが、私は常に試合でベストプレーをする
ことだけを目指して練習の工夫をしていました。
そのなかで大切だったのが
『メンタルトレーニング』です。
取り入れたのは大学生の時なので、
今から30年以上前になります。
指導者はいなかったので、
大学図書館の本などから独学で
学んで取り組みました。
禅の瞑想法も取り入れて
試していきました。
小さな体格でゴールキーパーという
ポジションでもあり、心の状態が
結果に現れることが顕著でした。
すでにそのころから海外の国際大会に
でる選手ではメンタルトレーニンは
常識化していました。
そして子供の指導者になるには
心理学の基礎を学ぶことも特別な
ことではなかったようです。
ですが残念なことに日本では
メンタルトレーナーやコーチングの
コーチを活用する事例は、現在でも
まだまだ少数ですね。
なんでも海外の事例がいいと言う
わけではありませんが、すでに
数十年の歴史と実績があるものを
取り入れないことはとてももったいない
ことです。
プロスポーツと違って、子どもたちの
スポーツは見る人のためのものより、
やっている子どもたち本人のための
ことを考えたいです。
感動するから、という見る側の理由で
無理な練習や過酷な気候の中で試合を
させて、その場はいいとして将来は
どうなのでしょう?
スポーツを目的にするのでなく、
スポーツを通して心身の成長を
目指すのが本来でしょう。
と考えたら、心身の「身」ばかり
でなく「心」のトレーニングも
疎かにしたくありません。
そのための時間をとって
取り組んでいるでしょうか?
これはスポーツに限らず、
ビジネスでも同じだと思います。
心のトレーニングを忘れずに
継続しましょう。
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