おはようございます、
中村慎一です。
「コーチングの研修をして下さい」
という依頼を企業から受けます。
でも「はい、分かりました」
とそのままコーチング研修をする
ことはありません。
必ず依頼の理由を確認します。
現状がどうなっていて
何を目指して研修しようと
思ったのかを聞きます。
そうしていくと当たり前なのですが
そもそもコーチングに関心あるのでなく
問題解決や目標達成が目的で依頼されて
います。
研修はその手段であって、
コーチングも手段の1つに過ぎません。
なのでここが大事なのですが、
『社長や社員はコーチになりたい
わけではありません。』
繰り返しますね、
『社長や社員はコーチになりたい
わけではありません。』
・
・
・
なぜ、繰り返したかというと
コーチとして研修を引き受けて
やってしまいがちな落とし穴だから
です。
どういうことかと言うと、
自分が学んだカリキュラムを
そのまま企業でも再現してしまう
からです。
自分は「コーチになろう」と思って
受講したカリキュラムは、
コーチ育成のためのカリキュラムです。
コーチはクライアントとは別の立ち位置から
客観的な視点を持ってコーチングします。
ですが、企業の受講者たちは
当事者として目の前の問題解決や、
目標達成に直接役立つことを学びたい
のです。
常に当事者であってプロコーチの
ような立ち位置になることは
できません。
このように立ち位置や目的が違えば
カリキュラムも違ってくるはずです。
これを忘れてつい自分が学んだ
内容をそのまま使うとうまくいきません。
なので、ヒアリングで確認できた
課題を解決するための研修に
毎回カスタマイズします。
もちろん、コーチングの要素は
ふんだんに使いますが、コーチングを
教えるということを目的にはしません。
依頼されたものをそのまま提供するのでなく、
クライアントの真のニーズに応えるように
よりよい提案をするのがプロではないでしょうか。
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