おはようございます、
中村です。
「お前になんか言われたくない！」
って言われたことありますか？
私は、きのう年上の経営者から
思いっきり言われました。
銀行で経営相談をしていた時です。
事業計画を聞いていて、どうしても
あいまいでわからない点が多かったので
その感じたことをそのまま伝えました。
とたんに顔色が変わって、
身を乗り出して語気を荒げて
「いきなり、そんなこと
お前なんかに言われたくない！」
と叫ばれました。
確かに、信頼関係構築の時間も
足りなかったと思います。
相手の方が都合で遅れてきたので、
残された相談時間がわずかで、
じっくり話を聞く時間が取れて
いませんでした。
でも、もし私の感じたことを
伝えないと、この経営者のかたは
リスクに気づかずに突き進むかも
しれない、、、
そう思った私は、自分が嫌われること
よりも、相手にとって必要だと思った
ことを言うことを選びました。
そして、
「私の言葉を受け止めなくてもいいので、
もう少しだけ説明させてください。」
と、思っていることそのままを
正直に伝えました。
話していて自分が熱くなってきて
目が潤んでくるのも感じました。
本気で全力で伝えました。
すると、
「わかった」
「あなたの言うことは確かに
そうかもしれない」
「この年になって人から指摘される
ことが少なくなって、つい反発した」
「言ってくれてありがとう」
と笑顔で頭を下げて頂きました。
ありがたいです。
年長の経営者が、初対面の自分より
年下のコンサルタントに頭を下げて
頂ける。
経営は真剣勝負、
中小企業は自分の人生、家族の人生、
従業員の人生がかかっています。
それに向き合う経営相談も
真剣勝負でなければならないと
思っています。
今回の相談事例では
2つの事を再確認できました。
1つは、信頼関係構築が
やはり重要だということ。
いくら正論でも、信頼関係ができて
いなければ受け取ってもらえない。
もう1つは、本気で真剣に向き合えば、
相手も真剣になってくれる。
これからも毎日、真剣勝負で
いきます。
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