「それ、いいじゃない。やろうよ。」
スケートリンク建設のプランを、あるコンサルタントに話した。
競技スポーツやレジャーだけの施設ではなく、人が集まる場としてさまざまな意味をもたせたい。
もちろん、僕が取り組んできたアイスホッケーのためというのが一番にある。けれどもホッケーに限らず、まずは冬季スポーツ(スケートを中心に)全ての拠点とする。ホッケー、フィギュア、スピード(ショートトラック)、他にはスレッジホッケーや氷上テニスなど、なんでもありの場所にしたい。また高齢者の寝たきり予防としてのスケートへの取り組みも仕掛けたい。高齢者向けアイスダンスなどは、体力・バランスだけでなく、人との触れ合いという面からも効果あるのでないかと考えている。いろんな世代の人が集まり、そこでは高齢者が子供たちへ社会性を伝える場にもなればいいかとも思っている。リンクという特殊な場所だが、昔ながらの人々が触れあう場所を創出して、冬季には家にこもりがちな富山の冬に、居場所を作りたい。まだまだ夢はふくらむが、もちろん現実との調整もこれから必要になってくる。しかし、現実に妥協するのでなく、夢を縮こませることなく、実現に向けて楽しんで取り組んでいこう。