お昼ごはんを”ゆっくり”食べました。
昨日、「ビジネスコールドリーディング」という本を読みました。
ビジネスコールドリーディング
石井裕之著 日本実業出版社
占い師の使う心理テクニックをビジネスにも応用して、相手を騙すのではなく自分の印象を相手に刻み込むためのテクニックとして使うものでした。
その本論はもちろんとても興味深いものでしたが、最終章に「自分の中のカリスマを呼び覚ます1ヶ月プログラム」というのがありました。
毎週1つずつのプログラムをこなしていくものなのですが、とても簡単な内容です。
まず第1週は「ゆっくり食べる」です。
ひと口ずつ、その色、におい、味をしっかりと感じ取って味わい、飲み込む過程も意識しながら飲み込む。そうして、ゆっくりと食事をするだけです。
いつもは5分くらいでメールチェックしながらとか、新聞を読みながら食べていたお弁当(お昼は毎日愛妻弁当なのです)を、今日は何もせずにひと口ずつゆっくりと味わいました。
毎朝、僕のために作ってくれているんだよな。この米はたしか実家が届けてくれた米だよな。この小魚もだれかが、海に出て捕ってきたものだよな、、、
そんなことを思いながら、ゆっくりとかみしめていると、自然と感謝の気持ちが湧いてきました。
生きるために欠かせない「食べること」を、慌しく作業のようにこなすのは、とてももったいないとも思えてきました。
あまりに、基本的で当たり前のことにこそ、本質を伝える力があるのかも知れません。
今日は、帰ったらまず妻にお礼を言います。