成長の跡

富山地区職業訓練センターで、2日間の「ビジネスコーチング」セミナーを終えました。

1年前にも依頼を受けて実施したのですが、その時は管理職や人事の方がほとんどだったのですが、今回は経営者本人の参加が複数あり、やはり視点が違っていて楽しかったです。

”前回と同じ内容で”との依頼だったので、内容はそのままでも良かったのですが、準備しているうちにやはりバージョンアップしたくなり、レジュメも作り直しました。

加えてセミナーが始まると、受講者の反応をみながら、次々と伝えたいことが浮かんできて、結局は予定外のものもかなり詰め込んだ内容になりました。

この1年前との違いが、僕の成長の跡と受け止めようと思います。
1年も経過して、何も変っていなかったら、恥ずかしいです。

『男子3日会わざれば、刮目して見るべし』との言葉もあります。
3日とはいかなくても、せめて1ヶ月、できれば1週間毎に成長を実感できるようになりたいものです。

さて、長男が3日間の「修行」から帰ってきました。
浄土宗総本山知恩院が開催している「おてつぎ運動」というもので、法然上人の念仏信仰を現代社会に伝えるための活動です。

修行の間は、掃除や説法、念仏の練習などはもちろんですが、全国から集まった子供たち同士の交流や、指導員の学生との触れあいなど、さまざまな活動をします。

帰ってきた長男がどう変化しているか楽しみにしていましたが、「どうだった?」との質問に、「楽しかったよ」とあっさり答えただけで、今朝はラジオ体操から帰ったらスグに漫画を読んでいます。

修行したんじゃ、、、

まあ、子供はこんなものでしょう。
僕も30数年前に、この活動で知恩院に寝泊りしましたが、それがどんな意味だったを分かるようになったのは最近のように思えます。

コーチングでも、修行でも、成長の結果を求める点では同じですが、3日以内の成長をめざしながらも、結果を焦らずじっくりと取り組むことを続けようと思います。