この週末は、コーチングスクールの入門クラスを開催しています。
昨日の初日では、コーチングの基本的な考え方の解説と、基本スキルの1つ「認める」を練習しました。
練習の中で参加者からは「簡単だと思ったが、意識してやろうとすると難しい」と大汗をかきながらの感想がありました。
普段できていると思っていることや、やろうと思えはできると思うことが、いざやってみるとうまくできない。それに気づく。
これは学習のステップの中での重要な第1歩です。
何ができないかに気づかなければ、それをできるようになろうと思わない。
まずは、「できない事に気づく」
そのため、スクールでは、ロールプレイ練習と振り返りの感想を共有することを大切にしています。
やってみること、そして感じたことや気持ちの変化を言葉に表すこと。
これが習慣になれば、どんな学習も自発的に進むようになっていきます。
2日目は、「認める」のほかに3つのスキルを練習します。
どれだけの「気づき」を引出せるかが、講師としての僕の腕のみせどころ。
コーチングをティーチングしながら、受講生の気づきをコーチングするという、教えることと引出すことのバランスを調整するのが、コーチングスクール講師の楽しみの1つです。