お祭りから歴史を考える 【毎日更新1,296日目】

2014ブログ用タイトル付

 

おはようございます、
中村慎一です。

 

夏はお祭りの季節ですね。

この週末は、私の住む富山市でも、
生まれ育った魚津市でもお祭りが
開催されています。

私は、どちらにも参加せず
児童クラブ行事のお手伝いや
自分の仕事に取り組んでいます。

ただ、
お祭りというのはいいですよね。

なにか節目になります。

そして「お祭り」があるから、
普段の「日常」が対比され、
深く考えるきっかけにもなります。

特に歴史を調べることは大切な
事だと思います。

生まれ故郷の魚津の「たてもん祭り」は、
漁師の大漁と安全を祈る行事から始まった
ものと言われています。

農村にも豊作を祈るお祭りはたくさん
伝わっているでしょう。

そうした大量・豊作などを神に祈る
お祭りが多い中に違った歴史を持つ
ものもあります。

そして富山市では、毎年8月1日に
花火大会があります。

これは、
富山大空襲の犠牲者慰霊のために
始まりました。

昭和20年8月1日夜半。
富山市を襲った爆撃は、当時の市街地の99.5%を
焼失し、原爆投下を除く地方都市への空襲として
は最も被害が大きかったと言われています。

当時の証言では、外周から渦を巻くように
内側へ焼夷弾を落として逃げ場を失うよう
な空襲だったそうです。

あまりの多くの犠牲者に、いまでも正確な
数は把握できていません、、、

そうした無念の人たちを慰めようと、
戦後に空襲のあった8月1日に花火を上げる
ようになった、、、

始めてこの話を知った時には、安易に花火を
喜べない気持ちになりました。

でも、年を重ねて少し気持ちに変化も
でてきました。

もちろん今でも痛ましい思いが沸き起こり
ますが、同時に現在幸せに生活でき、
純真に花火を喜ぶ若者や子供たちがいる
ことをありがたいと感じます。

先人の積み重ねの上にある現代。

お祭りの日に、そんなことを考えて
みるのもいかがでしょうか。

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