仙台での仕事の帰りに、塩釜で宿泊。
翌日、近いので松島を見学して帰ってきました。
無料駐車場に車を止めて、すぐ近くに橋の架かった島があったので、散策してきました。そこは「雄島」という島で、芭蕉も訪れた由緒・歴史のある島でした。
島は小さいものの、歴史を感じさせる碑や仏像があちこちにあり、陸から離れて島にこもって修行する僧侶には、たいへんふさわしい場所だと思いました。
この小さな島から周囲を眺めていると、釣り船や観光船が行き来していたのですが、その中に「龍の船」がありました。
それは、船首が龍の首となり船体は極彩色の中国調に彩られた大きな遊覧船でした。
松島に、中国?
どう見ても、周囲の風景には溶け込めない違和感があります。
船そのものは、よく作られた綺麗な船なのですが、やはり場所を間違えているとしか思えません。
どんなものでも、それに「ふさわしい場所」にあって始めて、その魅力が活きてくるのだと再確認しました。