福祉フォーラムというのに行ってきた。
「心と暮らしのバリアフリーをめざして」
~みんなですすめる共生のまちづくり~
のタイトルで女優の石井めぐみさんが基調講演、その後にパネルディスカッションがあった。初めて知ったのだが「バリアフリー」という言葉は先進国では日本しか使っていないらしい。他の国ではかなり以前から「ユニバーサルデザイン」を使っており、障害者と健常者と分けて考えること自体がなくなっているようだ。健常者が障害者を助けるのでなく、対等に付き合っていける社会が本来の社会の姿と訴えていた。障害を持った人は、それを受け入れて生きていく強い精神力・生命力を持っており、そうした人から学んだり勇気付けられるとも聞いた。僕がコーチングをしてるのは、コーチがクライアントを助けるという関係でなく、対等の立場で向き合う関係の中で、クライアントから学んだりエネルギーをもらうことが多いからだ。人と人とが対等の立場で触れ合うということが、コーチングだろうが、共生のまちづくりだろうが、人と人が触れ合うあらゆる場面での、最も大切なことなのだろうなと再確認できたと思う。