富山市中心の名物(?)でもあった、「スクランブル交差点」が廃止され、通常の交差点に戻りました。
中心街がにぎわっていた頃には、多数の横断者を保護するためにスタートしたスクランブル交差点も、中心商店街の衰退で人出もめっきり減り、その意味がなくなったようです。
警察の発表した変更理由としては、スクランブル交差点は歩行者保護には便利ですが、車にとっては信号待ち時間が長くなり、渋滞要因にもなるからとのことでした。
一度できあがった仕組みや制度を元にもどすのは勇気がいるものですよね。それに、長年「当たり前」になったものが、環境の変化でふさわしくなくなったことに気づくのはとても大切だと思います。
近くに住む僕自身もスクランブル交差点は時間がかかるのは「当たり前」になっていました。
ほかにも、「当たり前」と思い込んでいるものがないか、視点をかえて観察してみようと思いました。