大事な時や本番で緊張して、いつもの練習でできていることができなくなる、という相談を受けることがあります。
こうした相談をしてくる人は、本番で緊張しない方法を尋ねてきますが、私にはその答えはわかりません。
私も長年取り組んでいることでも、本番では今でも緊張するからです。
そして、それが当たり前であり、そのほうがいいと思っています。
そうした緊張した中でいつもの練習の成果を発揮するために心がけていることは簡単です。
緊張したとしても自然といつも通りにできるくらいまで練習を繰り返すことです。
緊張したら本番で上手くできないという人に練習量を尋ねてみると、たいていが少な過ぎますね。
そして毎回の練習に明確な目的や意図を持たずになんとなく練習しているので、その練習の質にも問題があります。
練習の量と質を高めていけば、どれだけ緊張してもいつもの動きが自然とできるようになっていくと思っています。
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