アドバイスなどを求められて、自分の経
験が他の人にも役立つときがあります。
それは過去の自分と同じような状況で同
じような課題に取り組んでいる人の場合
です。
ですが、もし似ているようで状況が違っ
ていたり、課題が少し違っているような
ら、自分の経験を伝えることが役立つと
は限りません。
もしかしたら、間違った方向に導いてし
まうことになるかもしれません。
なのでアドバイスなどを求められた時に
自分の経験を話したくなったら、話す前
にこの人に今自分の体験を伝えることが
本当に役立つのかを一度考えます。
その上でかなりの確信がなければ話すこ
とは一度保留するようにしています。
改めて相手の話す内容をより深く確認し
たり、できれば相手自身に新しい角度か
ら考えてもらうようにしたりもします。
結果的に自分の体験を話すにしても、そ
れが正解だとは伝えないように気をつけ
ます。
考えるためのヒントにする程度にしても
らいたいので。
自分の過去と全く同じということはあり
得ないでしょう。
過去の経験を話すのは気持ちいいことな
ので、相手のためのつもりがいつの間に
か自分満足になっていないか気をつけた
いと思っています。
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