◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
誘導型質問は自己満足
2012.1.16【コーチの視点 vol.61】
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コーチはよく質問します。
この質問をするときに大切にしていることがあります。
コーチが答えを持って、そこに誘導するような質問は
しません。
そのような質問は、自分が優れているということを
証明したい欲求の表れだと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
誘導型質問は相手のことより自己満足のため
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
だと感じます。
もし自分がいいアイディアを持っているなら、誘導型
質問をするより、ストレートに提案すればいいのです。
自分の提案を受け止めてもらえないことへの恐れが、
誘導型質問になるのではないでしょうか。
「自分を守るための質問になっていませんか?」
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「肩書」「立場」のある人ほど、ついやってしまって
いることが多いのが誘導型質問だと思います。
自分の有能性証明欲求からだと思いますが、これをやら
れると、求められていることが分かりにくいし、なに
より非常に回りくどい会話になって時間がかかります。
言いたいことが整理できていなくて分かりにくいのとは、
全く別です。整理できていない話は、コーチとして
楽しい時間。
本当に言いたいことは何か、その人の奥にどんな可能性
があるのかを質問するのが楽しくてしようがありません。
が、誘導型質問はどうしても耐えられません。
つい「言いたいことあるならはっきり言って下さい!」
とやってしまうクセはなかなか治りません。
だから、年長の肩書ある人から怒られることが多いの
でしょうね、私。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『コーチング無料体験講座』 次回は2/18
銀座コーチングスクールの雰囲気を体験できます
http://www.coach-n.com/seminar/taiken/index.html
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
←フェイスブックも書いています